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執筆者の写真Akio Sashima

マイケル・ジャクソン 死の真相



マイケル・ジャクソン 死の真相


2009年6月25日に急死したマイケル・ジャクソン。その死の背景には陰謀が渦巻いていた。現地で、父ジョセフ・ジャクソン、母キャサリン・ジャクソン、顧問弁護士のブライアン・オックスマンら関係者を精力的にインタビュー。数々の秘密文書を入手。主治医コンラッド・マレイの秘密、偽造の疑いのある遺言書、関係者の不審な死……今明かされるスーパースターの死の真相。


マイケルジャクソン死後3年借金400億円完済の裏に黒幕?

フジテレビ「ノンストップ!」2012年7月17日


マイケルジャクソン(当時50歳)

死してなお、CD・音源の発売やドキュメンタリー映画のヒットなどで死後も収入が増えて続けている。

その金額は生前にマイケルジャクソンが抱えていた借金の総額約5億ドル(約400億円)に届きそうだという。

マイケルジャクソンが残した借金の内訳は?


国際ジャーナリストの大野和基が分析


Q.借金の内訳は?

ネバーランドを買った時も借金で買っています。子供虐待の裁判のほかにもいろいろな裁判が残っています。その未解決の裁判の費用で弁護士に毎月ケタ外れの金額を払っている。


Q.マイケルの死に関して黒幕がいる?

生きているよりも死んでいる方が価値が上がる。いつ上がるかを周りにいる人たちは知っている。マイケルの父は簡単に言えばいい死に時であるとハッキリ言いました。


先週木曜日に放送した独占インタビューで父ジョセフジャクソンは

息子のために死の真相を知ってほしい

また、先日放送できなかった部分に死の核心ともとれる発言があった。


エステート(マイケルの遺産管理団体)は運用をちゃんとやっていない。俺の名前がマイケルの遺言書に書かれたことが一度も無かった理由は彼らが自分たちのしたいように遺産を管理するためだったんだ。だからキャサリン(マイケルの母)の名前を勝手に入れたんだ。キャサリンはつらい思いをしているよ。


マイケルの死後、マイケルの遺産は親族ではなく資金管理団体が牛耳っているという。


これが私のロンドンでの最後のパフォーマンスになるだろう

と述べ最後に立つ予定だった舞台のタイトルは


THIS IS IT.


これが最後だ、と言う意味のある THIS IS IT.


 

「息子は殺された」父が語るマイケルジャクソン死の真相、独占インタビュー

フジテレビ「ノンストップ!」 2012年7月12日


ジョセフ・ジャクソン(83歳)

「やあ元気かい」


「いまだに彼がいなくてさみしくて、 毎日彼のことを考えているよ。彼はここに(胸を触って)いつもいるんだ。一生愛し続けるさ」


2009年6月25日

マイケルが帰らぬ人になった


マイケルの専属医師 コンラッド・マーレー氏逮捕

去年11月過失致死(最高刑)禁錮4年


Q、この判決の結果は?

彼は有罪になった、しかしこれで終わったわけではない。コンラッドマーレーだけじゃなく、マイケルを死に追いやった人間どもは、ほかにもいるんだ。


Q、ということは何か彼らに疑いがあるのか?

つまり息子のために仕事をしていた人、全員に動機があるということだよ。


Q、金が目的?

たいていが金だよ。息子は誰をも喜ばせてい性格の子だった。自分のために働いてくれる人に十分すぎる報酬を払っていたんだ。でもそれが間違いだったね。


マイケルのある契約

10年間に及ぶ著作権独占契約

契約期間中マイケルが作詞、作曲した曲の著作権をすべてレコード会社の権利に

当時の側近たちがマイケルなしに結んだという

この契約を不服に思ったマイケルは10年間音楽活動封印

契約の切れた10年後満を持してロンドンでのコンサートを発表

それが「マイケルジャクソンTHIS IS IT」

このコンサートで10年間書き留めた曲を発表するつもりだった。

しかし、その直前急死


ジョセフ・ジャクソン氏

「やつらはマイケルの遺産まで牛耳ろうとしている。遺言に俺の名前がなかったのもやつらの仕業さ。息子のために死の真相を知ってほしい。世界中の人たちに事実が明かされることを待っていてほしいんだ」


「今やっているところだ。 整理しなくてはいけないことが山積みでね」


Q、ネバーランドはどうなっている?

買おうとしている人は当然いるよ。まだマイケルはネバーランドの25%を所有しているんだ。マイケルの息子が「おじいちゃんネバーランドを手放さないで」というんだ。「僕たちネバーランドが大好きなんだ取り戻したいんだよ」ってね。


Q,一部報道で家族から孤立しているという情報について

家族はちゃんと寄り添っているよ。覚えておいたほうがいいことがあるよ。報道は新聞を売りたくてうそを書くのさ。


Q、孫たちとはよく連絡を取り合ってる?

「おれが連絡を取るのをやめられるわけないだろ!」


それまで硬い表情だったジョセフ氏が孫の話になるとみるみる表情を崩していった。


マイケルの残した3人の子供たち

長女パリス・ジャクソンさん(14歳)

「生まれた時からずっと最高のパパだった、とても愛してる」


Q、パリスさんが女優デビューするというのは本当?

本当さ、彼女はきっと素晴らしい女優になるよ。映画のタイトルは忘れてしまったが彼女はもう始めているよ。


大野 「マイケルのDNAを受け継いでいるということだね」


ジョセフ 「もちろん、彼の子供たち全員がそうさ!」


Q、今後は?

息子のために真相を明かしていくつもりだ。マイケルの残したものを継続させたい。世界中の人たちにそうなるよう応援してもらいたいんだ。


大野 「すべてを明らかにすることがまだできていないが、そのためにコンタクトを取ろうとしているみたいですね」


設楽 「大野さん過去にロングインタビューされてるんですよね」


大野 「そうですね6時間くらい」


直撃インタビューで得た新たな証言


・マイケルは暗殺された?!

・マイケルの遺言はねつ造されたもの

・莫大な遺産相続は暗礁に

・マイケルとの不仲説は嘘


大野 「システム、弁護士とかそういう周りすべてのシステムに狙われてしまうと逃げられない。だから、リハーサルもすごく一生懸命やっている。もうTHIS IS ITというDVDを出すことが決まっていたから、THIS IS ITには人生の終わりという意味もある。ロンドンのツアーも10回と言っていたのにふたを開けると50回と書いてある。そんなこと本人は言った覚えもない。そういうことを含めてそういうシステムの中に入ってますから。そういうことからいうとシステム的にはいい死に時に死んでもらったと感じる。ロサンゼルスで遺言が署名された日はマイケルはニューヨークにいた。どんなに腕が長くてもサインするのは無理」


設楽「それはそうです」(笑)


大野 「システムのなかに、認める人も入ってしまっているから、いくら言っても無理ですね。一人弁護士の方は不審死、自殺だとも言われてますけどピストルが100m先にあった。これも腕が長くないと打てない」


 

マイケル・ジャクソン「殺人依頼メール」ヤバすぎる中身

デジタル大衆 2013年4月20日


4月2日(現地時間)、米国・ロサンゼルスのダウンタウンにある地方裁判所には、世界中から60以上ものメディアが駆けつけた。2009年6月に死亡した"キング・オブ・ポップ"ことマイケル・ジャクソン(享年50)の母親キャサリン(82)が、コンサートのプロモーターである『AEGライブ』相手に、民事訴訟を起こした裁判が開かれたのだ。


マイケルの死因は、専属医師だったコンラッド・マレイ(現在服役中)に、致死量の麻酔薬プロポフォールを投与されたためとされている。このマレイは、医師として明らかに常軌を逸脱していた。マイケルに大量の麻酔薬を投与したことはもとより、心臓専門医であるにもかかわらず、心肺蘇生の方法も知らなかった。また、マイケルが息を引き取ってから、警備係に救急車を呼ぶように伝えるまで20分以上も、なんの処置もせずに放っておいたのだ。そのマレイの雇い主、AEGライブにこそマイケルの死の責任があるというのが、キャサリン・ジャクソンの訴えというわけだ。


賠償金額は、「もしマイケルが天寿を全うしたら」という前提で計算された。400億ドル(約4兆円)という巨額である。


私はマイケル・ジャクソンの死について、徹底的に現地取材を敢行し、一昨年に『マイケル・ジャクソン死の真相』を上梓した。その中でも幾度か触れたが、マイケルの死には、あまりにも不審な点が多い。


マイケルが"殺される"と母親や専属のカメラマンに打ち明けていたことや、そのカメラマンがマイケルが亡くなる前に謎の死を遂げていること……。さらに取材を通じて、マイケル・ジャクソンの遺書は、ジョン・ブランカという弁護士によって偽造された可能性があることもわかった。この弁護士は一度、マイケルの信頼を失い、解雇されたのだが、どういうわけか、マイケルが亡くなる1週間ほど前に、"書類上は"再雇用されている。


ロス市警が、マイケルの死の当日に撮影された、自宅の防犯カメラの映像をいまだに公開していないのも、不可解である……。


マイケルは、なぜ死なねばならなかったのか。詳細を記すにはスペースが足りないが、マイケルの父ジョセフが唇を噛み締めながら私に漏らした次の言葉が、すべてを物語っている。

「賢い奴は、アーティストが生きているときより、死んでからのほうが価値が出てくることを知っている」私自身、「マイケルの死の陰に陰謀があった」と明確に断定することはできない。ただ、これらの事実をジグソーパズルのようにはめていくと、複数の異なる陰謀が同時進行していたと思わざるをえない。…


今回の裁判に臨み、原告の弁護士の一人、ケビン・ボイルはこう語る。

「マイケルの死後、AEGがひた隠しにしていた事実がこの裁判で明るみに出る。その動かぬ証拠が、我々が入手したMJ(マイケル・ジャクソン)が死ぬ直前のメールのやり取りだ」


この"死ぬ直前のメール"とは、ツアーのディレクターとして、過去に何回もマイケル・ジャクソンに同行した盟友、ケニー・オルテガと、AEGライブのランディ・フィリップス社長の間で交わされたもの。

ツアーのリハーサルが始まり、久々にマイケルと再会したオルテガは、医学の常識を無視した投薬ですっかり変わってしまったマイケルの様相に愕然としたという。マイケルが亡くなる1週間前のことだ。


オルテガは、慌てて次のようなメールを、雇い主のフィリップスに送った。

〈まるでMJが2人いるみたいです。1人は昔のままでいようと努力するMJ(中略)、もう1人はすっかり体が弱ってしまったMJ。これに関しては、医療の専門家の指導が絶対に必要です〉


親友の変わりように狼狽するオルテガの表情が目に浮かぶようなメールだが、フィリップスの返信は驚くべき内容のものだった。

〈この医者(マレイ)は、非常にうまくやっているから、まったく問題ない〉



医師に破格の報酬を提示した


ツアーをプロモートするAEGライブにしたら、マイケル・ジャクソンが衰弱していることは明らかだったはずだ。にもかかわらず、無理やりマイケルをリハーサルに連れ出すように、マレイに命令していたのがフィリップスだった。そのうえ、プロポフォールの投与を含め、マレイの"治療"を継続するよう指示していたわけだ。


実は当時、マレイは借金まみれだった。AEGライブはここに目をつけた。09年5月からの11カ月間、毎月15万ドルという破格の報酬を支払うと申し出たのだ。いわば"殺人依頼"とでも呼ぶべきその契約は、当初、口頭で交わされ、のちにAEGのツアー・マネジャーがマレイにメールを送っている。それらの中身が今後の裁判で明らかになれば、前述のフィリップス社長のメールとともに、重要な証拠となることだろう。とはいえ結局、マレイは報酬を1ドルたりとも手にしなかった。のらりくらりと支払いを延期され、大金を餌として目の前にぶら下げられたまま、マイケルに麻酔薬を投与し続け、死に至らしめたのだ……。


キャサリンの訴えによるこの裁判は、少なくとも3~4カ月かかるといわれ、マイケルの子供たち、プリンスとパリスも証言台に立つと予想されている。


この裁判で、事件の全容を明らかにすることは不可能だろう。しかし、その背後に隠された"陰謀"の存在は、明らかになるのではないだろうか。


 


2011年4月20日発売

マイケル・ジャクソン 死の真相

大野和基 (著) 双葉社


2009年6月25日に急死したマイケル・ジャクソン。その死の背景には陰謀が渦巻いていた。現地で、父ジョセフ・ジャクソン、母キャサリン・ジャクソン、顧問弁護士のブライアン・オックスマンら関係者を精力的にインタビュー。数々の秘密文書を入手。主治医コンラッド・マレイの秘密、偽造の疑いのある遺言書、関係者の不審な死……今明かされるスーパースターの死の真相。





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