国際ジャーナリスト 大野和基
著書・訳書

代理出産・代理母特集
大野和基が長年に渡り取材を続けている代理出産・代理母関連の記事集。不妊に悩む夫婦にとって「福音」といわれる生殖補助医療、代理出産。しかし、現実はシビアな問題が山積みだ。複雑な代理出産の問題の核心に迫る!
KBC九州朝日放送「Morning Wave」
2014年8月12日放送分
音声『代理出産』
*ストリーミングでお聴きいただけます。
THE PAGE 8月15日(金)13時3分配信
代理出産が引き起こす問題とその背景

つい最近24歳のタイ人女性が代理出産をした二人の赤ちゃんの一人がダウン症であったことで、依頼したオーストラリア人夫妻が引き取りを拒否したニュースが世界中の耳目を集めた。双方の言い分が異なるので真相は何かわからないままになっているが、代理出産にまつわる問題の一つを浮き彫りにしたことは確かだ。さらに日本で日々ニュースになっているのが、タイで10人以上の子供を代理出産で作り、それが何の目的かわからないことである。

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KBC九州朝日放送「Morning Wave」
2014年8月5日放送分
音声『最新生殖医療事情』
*ストリーミングでお聴きいただけます。
映画『卵子提供 --美談の裏側』
2010年にリリースされた映画『eggsploitation』。2013年10月に更に新たな事例を追加した新バージョンが再リリースされ、 この新バージョンをもとに日本語版が制作されました。

Eggsploitation日本語版制作委員会
総合監修・翻訳:柳原良江、編集:石川公彌子・勝野有美・平岡章夫、映像:鈴木良子
翻訳協力:大野和基、コーディネート・翻訳協力:Christian Justin Shearn、医学監修:打出喜義

2012年9月8日
最先端・次世代研究開発支援プログラム
「グローバル化による生殖技術の市場化と生殖ツーリズム:倫理的・法的・社会的問題」
「卵子提供の功罪、特に商業化という罪」
1.はじめに 2.市場の道徳的限界の問題 3.エージェンシー(仲介業者)の問題 4.子供の自己の出自を知る権利について 5.子供の健康上のリスクの問題 6.卵子提供者の健康上のリスクの問題 7.代理母の健康上のリスクの問題 8.高齢出産の問題 9.おわりに >>PDF
トレント・アーセナルト 週刊文春 2012年4月5日号
アメリカ異聞奇譚 精子バンクを個人営業する男の独白
あなたにタダで精子贈ります


カリフォルニア州フリーモントに住むトレント・アーセナルトは36歳。独身なのに子供が15人いる。しかも童貞である。一瞬、理解できないプロフィールだが、実はこの男性、無精子症、乏精子症など精子が原因で子供ができないカップルやレズビアンカップルのために自分の精子を無料で提供しているのだ。

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Weekly AERA 2011年11月14日号
米国で増える日本人の卵子提供
私の卵は6500ドル


第三者による卵子提供が事実上受けられない日本。そのため不妊の夫婦は海外へ渡る。
その増加と比例して、卵子を「売る」日本人女性が現れ始めた。

ビューラス医師
卵子を凍結するときに使う液体窒素の横に立つビューラス医師。受精卵凍結には一気に凍結するガラス化保存法を使うことが多い。
カリフォルニア州はアメリカの中で生殖医療がもっとも盛況な州だろう。UCLAの大学新聞デイリー・ブルーインには「Wanted : Egg Donor $8000+, Caucasian, brown eyed…at least 5'33". 19~30 yrs old(卵子提供者募集、8千ドル〜、白人、茶色の目……、身長160センチ以上、19~30歳)と高額のオファーが出ている。

ここ数年目立つのは、日本人に限定した卵子提供者の募集だ。ロサンゼルスやサンフランシスコの日系新聞には、必ず卵子提供者募集の広告が出ている。謝礼は1回6千~7千ドル(約46万~54万円)と魅力的な額だ。

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無精子症Weekly AERA 2011年9月5日号
正しい知識をつけて治療を
男性の1%は無精子症


30万組とも40万組とも言われる不妊に悩む夫婦。その原因は女性、という先入観があるが、原因の半数は男性だという。正しい知識がないために治療に進まないケースも多い。

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G2 2011年4月
ドキュメント・AID(非配偶者間人工授精)
「私はいったい何者なのか」人工授精で出生し、 遺伝上の父を探す現役医師の実名告白


2002年、医学部の5年生のときだった。病棟実習が始まり、いろいろなセクションを3週間ずつ実習するカリキュラムが組まれていた。その最後の枠が臨床検査部。そこは輸血や採血した血液の検査をするセクションで、ほとんどの医学部生はそれほど関心を持たず、単位だけ取ればいいという気持ちだった。

しかし、加藤英明(現在37歳)は違った。加藤は骨髄移植や遺伝子検査に興味を持っていたのである。骨髄移植用の血液検査について、時間外で教えてほしいと教授に請うた。しかし、まさかそれが衝撃的な発見につながるとは、想像だにしていなかった。  >>続き

月刊正論 2010年12月号
生殖ビジネスの光と影

代理出産は家族を再生するのか、崩壊に導くのか?野田聖子氏の決断は正しかったのか?
生殖ビジネス最前線のアメリカから、実情をリポートする。


今年のノーベル賞は、二年ぶりに日本人二人が化学賞を受賞し、久々に明るい話題をもたらしてくれた。その一方で、医学生理学賞を受賞した英国人博士に世界中の注目が集まっていることを、見過ごすわけにはいかない。博士の名は、ケンブリッジ大学名誉教授の生理学者ロバート・エドワーズ氏。受賞理由は「体外受精技術の開発」である。

氏が1978年に産婦人科医のパトリック・ステプトー医師(88年他界)と連携し、世界初の体外受精児ルイーズ・ブラウンさんを誕生させたときも、世界中のメディアのヘッドラインを飾った。医療の歴史で、体外受精(IVF)の技術はまさに生殖革命と言っても過言ではない。それ以来、体外受精で生まれた子どもは世界中で400万人以上にもなる。

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2010年10月1日
「第三者の関わる生殖技術について考える会」第三回勉強会(2010年9月25日、明治学院大学)にて、「代理出産の現状とARTに関する包括的立法の提案」と題して発表させていただきました。
2010年6月12日
東京大学シンポジウム「生命の資源化の現在」

「なぜ私は代理出産に反対するか」
2009年11月26日
J-Wave 81.3 FM Jam the World生出演。代理出産の現状と問題点について語りました。
2009年9月12日
「代理出産を問い直す会」主催の公開研究会(東京大学本郷キャンパス)にて講師を務めさせていただきました。
>>代理出産を問い直す会
代理出産 生殖ビジネスと命の尊厳 2009年5月15日発売!
『代理出産 生殖ビジネスと命の尊厳』
大野和基・著 定価:735円(税込)
ISBN978-4-08-720492-6

搾取か?福音か?
子どもをもつ最後の手段が「代理出産」だとしたら──
不妊に悩む夫婦にとって「福音」といわれる生殖補助医療、代理出産。しかし、代理母の精神的・肉体的負担、貧困層のブリーダー階級化、親子関係の定義づけの難しさなど、現実はシビアな問題が山積みだ。日本でも法整備を進める動きがあるが、代理出産をめぐる議論はまだまだ不十分。このテーマを長年、追いかけてきた著者が複雑な代理出産の問題の核心に迫る!
書評
「青春と読書」 2009年6月号 >>公式サイト
「普通の出産」が難しい時代に生命倫理とどう向き合うか
白河桃子(ジャーナリスト)

米国在住で不妊治療を受ける38歳の友人がこう言っていた。「40過ぎたらもう代理出産か養子をすすめられるのよ」と。

「代理出産」……。タレントの向井亜紀さん夫妻がその方法で子供を得たのは有名だが、日本にその実態は詳しくは伝わっていない。本書の著者は1980年代半ばからアメリカの代理出産事情を取材している男性ジャーナリスト。丁寧な取材に冷静な筆致で、代理出産のはらむ問題を指摘する。代理母への報酬は高額で、不妊に悩む高所得層の女性は、低所得層の女性のお腹を借りる格差の構図がある。代理母は遺伝的なつながりのない子供を10ヶ月お腹の中で育て、引き渡しのときは実のわが子と引き裂かれるような苦しみを味わう。代理母が出産した子供に障害があった場合、依頼者も代理母も引き取らず、子供が施設に入れられることもあるそうだ。

そしてすでに「代理母」というシステムは市場を確立し、国家間の経済格差をベースとしたグローバルビジネスとして機能しているのだ。インドなど異国の代理母に依頼し、子供を連れ帰る日本人夫婦もいるという。日本には欧米と違って代理出産に関する法規制がない。生まれる子供の人権に配慮し、至急法整備をすることが必要ととく著者は、代理出産には反対だ。他人の子宮を借りてまで子供を作ろうとする親に対して、問題が起きた際に、犠牲になるのは子供であるという。人の幸福の在りようは多様なものであるし、代理出産という手段で生まれた子供がすべて「不幸」だというわけではないだろうが、高度生殖医療とビジネスが結びついたこの分野で、どこかに線引きは必要だと感じさせる説得力が本書にはある。

拙著『「婚活」時代』では「自然に結婚するのが難しい時代」と書いたが、本当は「子供も自然にできるのが難しい時代」でもあり、そのことを女性たちはもう知っている。日本人でも、今、高度生殖医療で生まれる子供は65人に1人。現代において「普通」がいかに難しいことであるか……。それを踏まえたうえで、私たちは生命の倫理ともう一度向かい合わなくてはいけない。
西日本新聞 2009年8月2日朝刊
北海道新聞 2009年7月26日朝刊
サンデー毎日 2009年7月5日号 中野翠「満月雑記帳」
月刊「文藝春秋」9月号 角田光代さん『今月買った本』
婦人公論 2009年7月22日号
産経新聞 2009年6月28日朝刊 「著者に聞きたい/代理出産、他国の出来事ではない」 >MSN産経ニュース
Hanako 2009年7月9日号
Voice 7月号 BOOK STREET ワンポイント書評
週刊新潮 2009年6月18日号 「十行本棚」
週刊現代 2009年6月13日号 新書DEカルチャー/代理出産がはらむ問題点 嶺崇史)
朝日新聞 2009年5月31日 「読書」 >asahi.com
週刊文春 2009年5月28日号 文春図書館
不妊に悩む夫婦にとっての「福音」である代理出産。長年このテーマを取材してきた著者が、代理出産を経験した家族の証言を織り込みながら、代理母や斡旋業者の問題、命の尊厳の変容を読み解く。
静岡新聞 2009年5月24日 「新書ガイド」
週刊朝日 2006年11月3日号
「美談」ではすまない代理出産ビジネスの実態
向井亜紀の代理母が語った「報酬」と「自己破産」


タレントの向井亜紀さんの代理出産を巡る訴訟は、最高裁に舞台を移した。がんのため子宮を失い、代理母に依頼して待望の子どもを授かった向井さんの“美談”の一方、国内で、子宮を失った娘のため母親が代理出産したことも明らかになった。しかし、この二つの例には、根本的な違いがあるのだ。

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週刊女性セブン 2004年2月5日号
独占告白 注目の出産の一部始終を語った!
向井亜紀の代理母


「私が事前に受けた筆記テスト500問の中身と報酬。そして双子の減胎を申し出た時」「もう代理母はしません。もう満足したからです」
向井亜紀の代理母 -アメリカ・ネバダ州。砂漠の中の小さな農業の町で、代理母のシンディ・ヴァンリードさんは、記者の質問に静かにほほえんで、語り始めた。高田・向井夫妻と初めて出会って一年。彼女にも大きなドラマがあった。

「ふたりとも私のお腹にいたことが信じられませんでした。生まれて、何とビューティフルかと思いました」身長約160センチ、金髪が美しい、薄茶色の瞳をしたアイルランド系アメリカ人のシンディ・ヴァンリードさん(32才)は出産の瞬間を微笑みながらゆっくりと振り返る。

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週刊女性セブン 1991年7月18日号
あなたの子供、私が生んであげます。
代理母 ~アメリカ人の代理母から日本人夫婦のこどもが誕生
- 報酬1万ドルで他人の赤ちゃんを産む『出産代理業』。不妊で悩む人のために、また、夫婦の都合で生みたくない人のために、彼女たちは・・・。


昨年の8月中旬、ロサンゼルズの少し南の町、サンタ・アナに住むアンナ・ジョンソンは、おなかにいる胎児の、しかし、遺伝的には自分とまったくつながっていない胎児の保護権を勝ち取るために、裁判所に訴訟を起こした。被告は、キャルバート夫妻。手術で子宮をなくした妻・グリビーナは夫のマークと相談して、自分たちの精子と卵子を使って体外受精を行い、それをアンナ・ジョンソンのおなかにいれ、子供を授かろうとした.のだ。

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