国際ジャーナリスト 大野和基
著書・訳書

ジム・ロジャーズ/Jim Rogers
ジム・ロジャーズと大野 <ジム・ロジャーズ経歴>
1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学、オックスフォード大学卒業。1973年「クォンタム・ファンド」をジョージ・ソロスとともに設立し、10年間で3365%のリターンを得た伝説の投資家。1998年「Rogers International Commodity Index (RICI)」設立。オートバイでの世界六大陸制覇や、特注ベンツでの116カ国・25万キロの旅など、冒険投資家として知られる。2007年よりシンガポール在住。
<取材歴>
2007年より定期的にインタビューを敢行。

2014年
ジム・ロジャーズ
「世界一の投資家」に独占インタビュー
「日本経済に何が起きるのか、教えましょう」
日銀の政策は、株式トレーダーを喜ばせるだけ・消費税増税は最低最悪の愚策だ


'70年代から日本への投資をしてきたこの投資家は、かつて日本のバブル崩壊を予見したことで知られる。アベノミクス相場ですでに大儲けした男が次に賭けるのは、日本の成長か、それとも崩壊か—。
(週刊現代 2014年3月25日)


私が日本株を持つ理由


安倍晋三首相が進めているアベノミクスは、これまで多くの海外投資家を惹きつけ、日本企業の株価を大きくアップさせました。私もアベノミクスが始まれば株価が上がるという確信があったため、日本株を所有し、儲けを得ることもできました。今後1~2年、日本株はさらに上昇すると思います。私がいまNTTなどの日本株を持っているのも、それが「上がる」と信じているからです。

しかし、「その後」を考えた時には、暗澹たる気持ちにならざるを得ません。長い目で見ると、アベノミクスというのは、日本経済を破壊する政策でしかないからです。20年後から現在を振り返った時、安倍首相という人物は、日本経済を破壊するとどめを刺した張本人として語られているに違いありません。日本人は早くそのことに気づくべきではないでしょうか。

>>続きが「現代ビジネス」でお読みいただけます。

2013年
ジム・ロジャーズ
日本は金融緩和をただちに止めよ

アベノミクスには絶対に賛同できない―。
“紙幣印刷コンテスト”に突入した世界経済で、「10年後に伸びる国、衰退する国」とは?

(月刊Voice 2013年3月号)

なぜ日本株を買い増したのか

- 昨年の総選挙では安倍氏率いる自民党が圧勝し、政権交代が起こって以降、株価は右肩上がりで上昇しました。あなたは日本の週刊誌に、「日経インデックスを買い増した」と述べられましたが、まずは東日本大震災以降、日本経済の現状について、どのような認識でいらっしゃいますか。

ロジャーズ 株と経済の話は別ですが、まず株の話をしましょう。私は以前より楽観的です。安倍氏が首相になることが明らかになった段階で、私は日本株を買い増しました。彼は紙幣をさらに印刷する、と明言したからです。

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人生の達人8月号 サムライ 人生の達人 8月号、インタビュー記事掲載
伝説の投資家ジム・ロジャーズ緊急提言
「市場に翻弄される日本人のために賢い投資法を教えよう」
2011年
ジム・ロジャーズ
“伝説の投資家”が中国経済の未来を徹底予測!
バブル経済のソフト・ランディングはありえない

(月刊Voice 2011年10月号)

けっして信用バブルではない

- 去年4月、中国政府が不動産投機抑制策を打ち出して以来、中国の不動産市場は急速に冷え込んでいます。不動産バブルの崩壊は近いとの指摘もありますが。

ロジャーズ 沿岸部の都市で起きている不動産バブル対策として、たしかに中国政府は何らかの手を打とうとしています。そのため、実際に不動産の価格は下落傾向にあるし、取引も減少している。中国政府はソフト・ランディングを試みているのでしょう。しかし問題なのは、かつていかなる国もそのソフト・ランディングに成功したことはない、ということです。どの国の政府も、それほど賢くはなかった。今後、上海やその他の不動産バブルが起きている都市で、破産に見舞われる人が出てくるでしょう。

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2010年
ジム・ロジャーズ
保護政策を撤廃しなければ、日本だけが衰退する

(月刊Voice 2010年3月号)

借金で膨れ上がるアメリカ

2008年9月15日のリーマン・ショック後、世界経済は大混乱に陥りましたが、その後の一年で世界の株価は26%も上昇し、コモディティ(商品)価格も右肩上がりになっています。このような事実をみると、世界経済は回復しているように思えるでしょう。

実際のところ、たしかに回復を始めているところもありますが、その前にそもそも、それほど大きな打撃を受けていなかったセクターがあった、ということを知っておくべきです。具体的には農業や水処理産業はそのような問題があったかどうかすら、もはやわからないほどです。しかし、自動車産業や住宅産業、保険、銀行などの金融業はいまだ不況の真っただ中にある、そういってよいでしょう。

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2009年
ジム・ロジャーズ
中国・進化する管理経済

素早い政策決定がもたらした消費ブーム

(月刊Voice 2009年8月号)

なぜ上海総合指数は上昇しているか

- 2008年に08年最高値となる1706.703をつけた上海総合指数は09年6月10日、10ヶ月ぶりの高値となる2816.247まで上昇し、そのあいだの上昇率は65%にも達しました。

ロジャーズ 株価が下がるとファンダメンタルズがどのような状況であれ、必ずリバウンドが起こります。中国政府は万一のき(rainy day)に備えて貯蓄をしてきましたか、その万一のときがやって来たのです(now it is raining)。膨大な貯蓄を公共事業を通じ、株価上昇のために使っています。

つまり、中国政府がしっかり貯蓄をしてきたこと、危機のいま、それを賢く使っていること、二つの要索が中国市場を上昇させているのです。

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ジム・ロジャーズ
特別企画「オバマの米国」は立ち直るか
もう甦らないアメリカ経済
安易な企業救済に走る当局の無能

(月刊Voice 2009年2月号)

金融危機はまだまだ続く

現在起きている危機には、金融危機と経済危機の二種類かあります。まず、金融危機はまだまだ続きます。経済危機に至っては、さらに長く続くかもしれません。通常は経済が底を突く前に市場が底を突きますが、今回もそうなると思います。にもかかわらず、世界中の政治家たちは間違いをしつづけ、状況はますます悪化しています。

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2007年
ジム・ロジャーズ
アメリカ経済の大失敗
債券が下落し商品は上がり調子なのに金利を下げる愚

(月刊Voice 2007年12月号)

ジム・ロジャーズは1973年「クォンタム・ファンド」をジョージ・ソロスとともに設立。10年間で3365%のリターンを得た伝説の投資家である。1998年「Rogers International Commodity Index (RICI)」設立。80年代から90年初頭にかけてはオートバイで世界六大陸を渡った。現在の金融をめぐる状況を聞き出すため、私は最近彼が移住したシンガポールまで飛んだ。自宅のあるコンドミニアムのジムで、バイクをこぎながら一時間にわたって、ロジャーズは忌憚なく語ってくれた。

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