国際ジャーナリスト 大野和基
著書・訳書
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Weekly AERA 2012年2月6日号
OWS運動で火がついた富の再配分
1%の私たちに課税せよ

占拠という形は終わったが、いまだに広がりを見せているOWS運動。
今度は富が集中していると非難された1%に入る若者たちが、立ち上がった。


昨年9月に勃発したウォール街を舞台にしたOccupy Wall Street(OWS)運動。公園を“占拠する”という形態こそ終わったが、運動そのものは年が明けても衰える気配がない。占拠以前からこういう動きを予想していた、ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ氏は、昨年、デモ隊の前に真っ赤なジャケットで姿を見せ、こう言い放った。

「君たちは憤慨しても当然だ。金融市場は資本を配分し、リスクを管理するという重要な役割を持っているが、実際はその配分を間違い、リスクを作り出した。その間違いの代償を負担しているのが我々だ。これは資本主義ではない。市場経済でもない。ゆがんだ経済だ。こういう状態を続けると成長もしないし、公正な社会もつくれない」


99%の人たちの味方

トップの1%が富の40%をコントロールし、収入でもアメリカ全体の4分の1近くを毎年獲得している理不尽さに、99%の人が業を煮やすのは当然だ。だが、1%のスーパーリッチの中にも99%の味方が出現した。